こんにちは、心理カウンセラーの石原です。
インナーチャイルドという言葉を聞いたことありませんか?
誰の心の中にも「インナーチャイルド」はいます。
インナーチャイルドとは?
自分の中に色んな部分がありますよね。
私で言うと…(〃ω〃)
好きなことだけしたい自分、特別に扱われたい自分、怒りんぼな自分、優しい自分、面倒くさがりな自分、マイペースな自分、人に合わせるのが得意な自分、一人が好きな自分、人と笑いたい自分、いじける自分、努力する自分、ぼけーとしてる自分…
キリがなくなってきました…笑。
それこそ書き続ければ、無限ループなほど自分の中に色んな部分があります。
育ってくる中で、特に幼少期は両親が自分にとって大きな指標となります。
例えば、
甘えたい自分を前面に出して過ごしてみたとします。
母親から
「そんなに甘えて!恥ずかしいよ!」と叱られたり、
無視され、態度で否定されたりすると
【甘えたい自分】を封印するようになるのです。
気の利く自分を前面に出して過ごしてみたとします。
母親から
「あなたは、ほんとに気が利くいい子ね。」と褒められたり、
ニコニコしてくれる…
【気の利く自分】をこれが私!と決めるのです。
簡単に言ってしまうと、
無数にある自己、自分の中から
これが私、という自己、自分を選んでいく。
そして、それ以外の自己、自分は抑圧する。
抑圧されて、成長していない自己、自分のことを
「インナーチャイルド」(成長していない子どものままの自己)
というのです。
●この、インナーチャイルドが顔を出した時に
「そんな部分もあるよね、自分って♪」
と思える人は、苦しむことがありません。
タイミングを見て、抑圧していた子どもを遊ばせているのです。
(あっ!このタイミングを見ることがポイントです。TPO を間違えると…ただのワガママさんになってしまいます…笑)
●逆に、インナーチャイルドが顔を出した時に
「こんな私は許さない!」
と、抑圧を強めたとします。
存在を否定されたインナーチャイルドは、ますます暴れたり…存在をアピールしてくるようになります。
時には、身体的な症状として出てくることもあります。
さて、インナーチャイルドさんは…その名の通り
【子ども】です。
抑圧されて、なかなか相手にしてもらえなかった…成長もできていない、寂しがっている子どもです。
心の広い、穏やかな愛を持った大人の自分が…
抱きしめてあげましょう。
「よしよし、ごめん!ここに居たよね。あなたは大事な自分の一人だよ。ここに居ていいんだよ。寂しかったね。もう大丈夫だよ。」
しっかり抱きしめてあげましょう。