質問：自己概念（セルフイメージ）が、人生に変化をもたらすのか？

 

 

 

 

 

こんにちは、ライフコーチの水元です。

ご質問、ありがとうございました。

 

その通りですね。

人生は自己概念（セルフイメージ）に左右されます。

プラスのセルフイメージを持つことで、プラスの人生に変化していきます。

構造自体はとてもシンプルなのです。

 

まずは、この自己概念（セルフイメージ）とは何かを解説します。

セルフイメージとは、自分が自分のことをどのようにイメージしているのか？

ということなのです。

 

ある人は「自分はダメ人間だ」とイメージしているでしょう。

ある人は「私は迷惑な存在だ」とイメージしているでしょう。

ある人は「私は幸せになってはイケナイ」とイメージしているでしょう。

このようなイメージが、自分の思い込みを構成していくのです。

こういった思い込みは、自分の人生にマイナスにしかなりません。

 

さて、

「温泉行ってラーメン食べて世界一幸せだ」

についてはどうでしょうか？

 

このことに答えるには、まず「幸せ」とは何か？

ということを理解しなければなりません。

 

幸せとは、

「感じるもの」なのです。

しかも、すべて自分の「主観」でしかありません。

客観的な評価ができないものなのです。

 

例えば、私たち日本人が、

貧しい国で育った子供たちを見て「なんて不幸な境遇だろう…」と思うことはできます。

しかし、その子供たちは「ぼく達には、お父さんもいて、お母さんもいて幸せだなぁ」と思えば、幸せなのです。

 

「ありがたいなぁ」と思う心、感謝する心を持っていると、

幸せを感じやすくなります。

そして、「自分は幸せだなぁ」と思うことが、自分の人生をプラスの方向へと推し進めてくれるのです。

 

ですから、「温泉行ってラーメン食べて世界一幸せだ」という思い込みは、自分の人生にとても有益なのです。

 

同じような状況で文句を言うこともできます。

「温泉がうるさかった」「お湯がぬるかった」

「ラーメン屋が混んでた」「麺が伸びてた」「まずかった」

 

さて、みなさん。

ありがたいことをを探して「自分は幸せだなぁ」と「もう、最悪！」の両方をイメージしてみてください。

あなたの心に変化はありませんか？

どちらの方が、自分の人生にプラスになりそうでしょうか？

毎日、「プラスの感情」を感じながら生きている人の方が、本人も幸せを感じますし、

周りの人も明るい気分になれると思います。

そして、プラスの感情を感じられるようになるためには、どうすれば良いのかを学び始めましょう。

 

さて、次に

「俺は完璧で神様だ、できない事だらけだけどね」

について、考えて見ましょう。

 

「できないことだらけ」

つまり、「自分は完璧ではない」ことを受け入れつつ、

「自分は完璧だ」という思考ができると、人生がとても楽に生きて行けるようになります。

 

この方は、完璧主義なのではなく、

「自己受容主義」なのだと思います。

 

 

完璧主義の方が、完璧になれない自分を呪い、責め、けなすのに対して、

自己受容主義の方は、求めるハードルを低く設定しているのです。

完璧ではない自分を受容（受け入れる）し、

自分のできているところを探して、

自分に対して「すごいね！」「素晴らしい！」「完璧！」と言ってあげているのです。

 

こういう生き方、考え方はとても重要です。

前向きな気持ちになりますし、

チャレンジできることが自然と増えて行きます。

 

そうすると、

人生がプラスの循環を始めるのです。

 

人生が、プラスの循環を始めると

どこまでも成長して行けますし

生きることがとても楽しくなります。

 

皆さんも、セルフイメージ（自己概念、自己像）を変えて行きましょう。

 

 

お送りいただきましたご質問は、

このブログ「心理カウンセラーの日常（ソラブロ）」にてご回答させて頂きます。